【傍聴記録】奥田宗嗣

【傍聴記録】
法廷：京都地方裁判所 刑事 第205号法廷（2階）
公判日時：平成28年03月16日（水）午前10時00分～午後05時00分　第一回
     &nbsp         平成28年03月17日（水）午前10時00分～午後05時00分　第二回（Gさん証人尋問）
     &nbsp         平成28年03月22日（火）午前10時00分～午後11時00分　第三回（論告求刑）
     &nbsp         平成28年03月25日（金）午後03時00分～午後03時30分　判決
事件番号：平成27年（わ）第1240号
罪名：強制猥褻、強姦致傷
審理状況：審理（全3回）、判決
担当部係：第1刑事部合議係
裁判長及び裁判官：坪井祐子（裁判長）、渡辺美紀子（右陪審）、守屋尚志（左陪審）
裁判員：50代女性、40代男性、60代男性、70代女性、40代男性、70代男性
補充裁判員：30代女性、40代男性
書記官：吉雄美幸、髙島一憲
検察官：伊藤　亨、丸山　毅
弁護人：50代男性、40代男性
刑務官：男性2名

【公訴事実】
被告人は、平成27年2月4日（水）午後10時55分～午後11時8分の間、京都府久世郡久御山町の農道で、自転車の女性Gさん（当時19歳）を手で突き倒し、刃物のようなもので「騒ぐな！大人しくしろ、拉致ってもいいんやで」と脅して馬乗りになって口淫させ「最後に入れさせて」と求めたが、「ＳＥＸだけはやめて」と拒否され強引に姦淫した。同日午後11時8分に解放されたGさんは、近くの交番に駆け込み、産婦人科で検査を受け、膣内から精液を検出。ＤＮＡ鑑定の結果、被告人と同型だったことが判明し逮捕となった。Gさんは、左肩に全治4週間の重傷（腱板損傷）を負った。
罪名及び罰条　強制猥褻　刑法第176条
            &nbsp         強姦致傷　刑法第181条2項、170条前段

【被告人の身上経歴等】
氏名：奥田宗嗣（おくだ　むねつぐ）
性別：男
生年月日：昭和46年●月●1日（当時44歳）
本籍：京都府城陽市寺田●●●●●
住所：京都府宇治市広野町小根尾●●●●
職業：無職
特徴：身長165センチ位、中肉、後頭部禿、トレンディエンジェルの斎藤司似
犯歴：前科五犯、前歴不明
被告人は、高校中退後、住宅販売業、土木作業員として稼働していたが、犯行当時は無職だった。婚姻歴は1度あるがすでに離婚しており、現住所で単身で生活していた。

論告求刑：懲役12年
最終弁論：不明
判決：主文　被告人を懲役11年に処する。
        未決勾留日数中70日をその刑に算入する。
控訴期限：平成28年04月08日（金）
控訴or終結：調査中