【傍聴記録】少年19

加古川の少年院で収容少年自殺 加古川市八幡町宗佐の少年院「加古川学園」は２３日午後、収容中の少年が首をつって自殺したと発表した。同少年院によると、前日の２２日午前５時２５分ごろ、単独室で少年が首をつっているのを巡回中の職員が発見。救急車で病院に運んだが、同日午後１１時半ごろに死亡した。少年の年齢は公表しなかった。 　同少年院によると、少年は室内の洗面台の蛇口に２本のタオルを結び、首をつっていた。１０分前の巡回時にはベッドで横になっており、異常はなかったという。遺

書とみられる文書が室内にあったが、同少年院は「調査中で文書の内容は言えない。いじめなどのトラブルはなく、これまでに特異な言動はなかった」としている。

　同少年院では午後９時の就寝後、職員が１０分から２０分おきに巡回しているという。鈴木康行園長は「誠に遺憾。今後とも収容中の少年の動静視察と心情把握を徹底し、再発防止に努めたい」とのコメントを出した。

神戸新聞　平成24年05月23日（水）
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/0005236565.shtml

【傍聴記録】
法廷：京都地方裁判所 刑事 第209号法廷（2階）
公判日時：平成27年05月14日（金）午後01時30分～午後02時10分　第一回
平成27年05月18日（火）午後02時10分～午後02時40分　判決
事件番号：平成27年（わ）第399号
罪名：窃盗
担当部係：第3刑事部B係
審理状況：審理（全1回）、判決
書記官：秋本朋子
裁判長及び裁判官：御山真理子
検察官：40代伊東由樹
弁護人：40代男性

【公訴事実】
被告人（少年19歳）は、平成27年2月9日（月）午後6時頃、京都府宇治市大久保町旦椋93-11ファニチャーエキサイト1階の上新電機大久保バイパス店の店内において、見本品として展示してあったイヤホン1個（840円相当）を何らかの形で結束バンドから切断して持ち去った。罪名及び罰条　窃盗　刑法第235条

【被告人の身上、経歴等】
氏名：少年法に基づき氏名非公表
性別：男
生年月日：平成8年（当時19歳）
本籍：京都府
住所：京都府城陽市
職業：無職
特徴：身長170センチ位、痩せ型、黒スーツ
非行歴：窃盗3件
被告人は、通信制高校卒業後、工場アルバイトなどで稼働。平成26年窃盗により加古川少年院（加古川学園）に1年服役。平成27年1月8日の退院後、保護観察処分となっていたが1か月で犯行に及んでいる。検察官の捜査資料（被告人の個人情報）が傍聴席から見えそうになっていた（本当は何も見えていなかった）ことで、過敏になっていた母親は検察官に詰め寄る場面があった。現在、母と二人暮らし。

論告求刑：不明
最終弁論：不明
判決：不明
控訴期限：平成27年06月01日（月）
終結日時：平成27年06月02日（火）京都地裁の一審判決が確定